1月30日(木)パルモホール東三方にて 『いま、あらためて認知症と向き合うために~早期受診と予防の必要性とは~』をテーマに認知症に関する講座を開催しました。
講師として、浜北さくら台病院 理事長 大村久美子医師(物忘れ外来 認知症サポート医)、物忘れ外来看護師、リハビリテーション科作業療法士のみなさまをお迎えしました。
大村医師からは、認知症は誰でも起こりうる身近な病気、それゆえに早期発見・早期対応が重要であること、治る認知症とも言われるMCI(軽度認知障害)のうちに適切な予防をしていくことで認知機能が維持・回復できる可能性があること、運動や食生活、日常生活の改善、生活習慣病の治療が認知症予防につながる等、興味深いお話がたくさん聞けました。
もの忘れ外来看護師さんからは、物忘れ外来受診時の様子や認知症検査内容、これまでの症例紹介等のお話をしていただきました。
外来リハビリの作業療法士さんからは、自動車の運転支援(ドライブシュミレーターによる評価、リハビリ)や認知機能訓練について、実際に身体を動かしながらご説明をいただきました。
当日は、当初の募集人数から席を追加し、たくさんの方にご参加をいただきました。認知症について、地域のみなさまの関心の高さを改めて感じる機会となりました。
地域包括支援センター三方原では、認知症の方ができる限り地域で暮らし続けることができるよう、今後も様々な取り組みをしていきたいと思います。