10年後の健康を考える

 平成20年度4月より特定健康診査と特定保健指導がはじまりました。既に健康診断等で、腹囲の計測を行われた方も多くいらっしゃると思います。健康検査で血糖値に異常があった方の約43%は、10年後に糖尿病患者になっている報告があるそうです。  メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)や糖尿病患者は、生活習慣の改善によって予防・改善する事が出来ます。10年後も変わらず健康でいられるためには、自分自身で健康管理を行っていく必要があります。      1日3食、腹八分は基本的な食生活ですが、それに加えて重要なことは基礎代謝を上げることです。テレビを寝転んで見るのと、イスに座って見るのでは、カロリー消費が違います。イスに腰掛けているだけでも姿勢を保持する為に筋肉を使います。また、イスに座りながら足踏みをすると筋力がアップし消費カロリーが上がります。こんな日常のささいな事で基礎代謝は維持され、努力によっては代謝アップしていきます。   本来、基礎代謝は年齢と共に低下していきます。10年間毎日、全く同じ食事と同じ行動をしているとします。それでも、体重は増えていきます。それが基礎代謝の低下なのです。体型と健康を維持するには常から自分で意識していくことが大切です。10年後の健康に為に、ご自分で何が出来ますか?  徒歩で10分以内のお店は歩いて買い物に行く。エスカレーターはやめて階段を使う。イスに座っている時は足踏みを10回する。テレビはイスで姿勢良く見る。など、日常のささいな事が数年後・10年後の健康を決めていきます。自分の健康は、自分自身の心がけ次第ではないでしょうか。身近なことから何か始めてみませんか?                                             

~インフルエンザの予防接種を受けましょう~

早いもので今年も残すところあと2ヶ月となりました。暑かった夏の後、かけ足で秋が通り過ぎようとしています。寒くなってくると《インフルエンザ》という言葉が聞かれ始めますが、今年の冬も流行するのでしょうか? 普通の風邪はのどや鼻に症状が現れるのに対し、インフルエンザは急な高熱、倦怠感、関節痛などの全身症状が現れるのが特徴で、気管支炎や肺炎を併発しやすくなります。インフルエンザワクチンは接種してから実際に効果を発揮するまでに約2週間かかり、効果は4~5ヶ月持続します。流行期間がだいたい12~3月ですから、11月中旬までには接種を終えておくといいでしょう。かかりつけの医師と相談してみてください。 ワクチンの接種に加えて、《よく食べ・よく眠り・栄養と休養を十分にとること》《うがいと手洗いをしっかり行なうこと》など日頃からの予防もとても大切です。 寒さに負けず元気に冬を過ごしましょう。

《健康なからだ作りの季節》

朝晩の涼しさが秋の訪れを感じさせるようになりました。 秋といえば「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」・・・と盛りだくさんの季節です。1年中で最も活動しやすいこの時期を健康管理に努め、元気に過ごしたいですね。 秋は健康づくりに最適な季節ですが、気温の変化もはげしく風邪をひきやすい季節でもあります。逆にこの時期に冷たい外気に触れると、体温の調節機能を高める効果が期待できます。薄着を続けていると寒暖の刺激を多く受けるため、皮膚や鼻の粘膜が鍛えられ風邪をひきにくくなります。 これから冬に向けて薄着の習慣をつけるには、この時期から始めるのが無理がなくてよいでしょう。皆さんも是非お試しください。

《夏バテはこれからやってくる》

立秋も過ぎましたが、まだまだ暑い日が続いています。今年は各地で最高気温を更新し、熱中症で救急車が出動することも多かったようです。 皆様の体調はいかがですか?。昔から暑さ寒さも彼岸までと言います。今まで暑いことに慣れていた体も季節の変わり目になるとバランスを崩しやすくなります。生活のリズムを整え、バランスの良い食事を摂るよう心がけることが大切です。 また子供や高齢者の肌は敏感なので、この時期に皮膚のトラブルを起こしやすくなります。肌そのものが季節の変化に応じて、夏から秋冬に対応しようと調節し、かゆみが生じやすくなるのです。 本格的な秋の訪れまであと少しです。夏の暑さで疲れた体をいたわりながら過ごしていきましょう。

日常の健康管理  ~お口の健康~

80歳になっても自分の歯を20本残そう! 「8020(ハチマルニイマル)という言葉をご存知ですか? 80歳になっても自分の歯を20本残そう!という歯を大切にするための運動です。 20本の歯があれば、酢だこ・するめイカ・たくあんなどの噛みにくい食べ物もおいしく食べられると言われています。実際に80歳を超えて20本以上の歯がある人は毎日元気に過ごしていることが知られています。  歯を失う2大原因は、むし歯と歯周病です。歯周病は年齢と共に増加しますが、むし歯で歯を失う人も高齢になればなるほど増加します。  歯と口のケアはむし歯や歯周病予防のためだけでなく、全身の健康を守るためにとても大切です。

夏場の健康管理『脱水』

暑い日が続き、なんだか元気がなく、食欲もない・・・。夏バテ?
高齢者でこんな症状のときは『脱水』を疑った方がいいかもしれません。
人間の身体の60%は水分です。このうち10%以上減ると脱水状態になります。 脱水になると最初は元気がない。食欲がない。尿量が減る。便秘、吐き気、さらに37℃前後の微熱が出るなど、さまざまな形で現れます。このまま放置しているとわけのわからないことを言ったり(幻覚)、話しかけてもすぐに眠ってしまう傾眠状態や意識障害を起こします。また血液の流れが悪くなることで脳梗塞を起こしたり、糖尿病が悪化することもあります。最悪死亡することもあり、毎年、何人もの高齢者が『脱水』で入院している怖い症状です。 特に高齢者は体内の筋肉量が減ると共に水分を蓄積する力が少なくなり、逆に尿量は増えます。加えて、喉の渇きを感じにくくもなるため結果的に補給と排泄のバランス維持が難しくなり、脱水のリスクが高くなっています。 『脱水』かも?と感じたら、水分補給。水にかぎらず、お茶、スポーツドリンク、牛乳など好みのものをおすすめします。飲み込みが難しい場合はゼリー状の飲み物も良いでしょう。

< 早期発見のポイント>

  1. 口唇皮膚の状態(脇の下がかわいている・全体にかさかさしている)
  2. の状態(唇が乾燥している・舌が乾燥、亀裂がある・唾液が粘調)
  3. 全身状態(元気がない・食欲がない)
  4. 便秘、下痢、嘔吐どれか一つでも当てはまる症状がある。
 脱水症状が進むと飲む気力もなくなります。そんなときは早めに医療機関に相談しましょう。

乾燥季節の健康管理 『かゆみ』

夜寝ているとむずむずっとかゆくなって、「かゆくてかゆくて眠れなかった」といった経験はありませんか。 誰でも年齢を重ねると個人差はありますが、皮膚の乾燥が始まります。生理的な変化ですが寒くなってくるとこの皮膚の乾燥による「かゆみ」が皆さんを苦しめます。 この皮膚の乾燥を軽く見てはいけません。かゆみによる不眠やイライラが日常生活のリズムを崩し、心身ともに不調になることも十分に考えられます。ひどい場合は「老人性乾皮症」として治療の対象になります。
《日常生活におけるかゆみを予防するポイント》
  1. 入浴後10分以内に保湿剤を塗って保湿を心がける。(入浴で蓄えられた水分は20分ほどで蒸発してしまいますから)
  2. 入浴時の石鹸の使い過ぎやナイロン素材でゴシゴシ洗わない。
  3. 過剰な暖房は避け、適度な加湿を心がける。(コタツや電気毛布の使用は水分を蒸発させる状態を常に作ってしまうので好ましくありません)
  4. 下着は木綿のもので肌への刺激を減らす。
まだまだ寒さや感想は続いています。かゆみは本当に苦しいですがついついかくとさらにかゆみが増し、かき壊すと乾燥性の湿疹に進行してしまいます。 ひどい場合は専門医にかかって治療をしましょう。

冬場の健康管理

今年は厳冬のようで、冬本番を迎え近年の暖冬に慣れていた体には厳しい季節となりました。この時期に、子どもから大人まで誰でも気をつけたいのがインフルエンザに代表される「風邪症候群」でしょう。 「風邪症候群」は100種類以上あるといわれているウィルスが原因となり発生する感染症です。 今のところ「風邪症候群」に対する特効薬はありません。そこで、重要なことは「風邪」にかからない日常生活を送ることです。ポイントを7つまとめてみました。
  1. 過労やストレスを避け、十分な休養と栄養を取る。
  2. 人ごみを避ける。
  3. 室内の乾燥に気をつける。
  4. マスクをつける。
  5. 帰宅時の手洗い・うがいの励行。
  6. かかったと思ったときは安静にする。
  7. 高齢者は長引くと肺炎などの合併症を併発する恐れがあるので、早めに診断を受ける。

寒いと、ついつい運動不足にもなりがちです。風邪を予防しながら元気に春を迎えるためにも、お天気と相談して散歩をしたり、エレベーターを使わずに階段を上がったりと意識して歩くようにしてみましょう。