施設に来てね

夕立の後、やっと散歩に出られたねこ子は、花子のところへ やってきました。 しあわせ花子:あらねこ子ちゃん。すごい雨だったわネ。 ねこ子:雨降りはうんざりだわ。たいくつでたいくつでやんなっちゃう。ねぇ、何かして遊ぼうよぉ。 しあわせ花子:うーん、何しようかしらネ。床の清掃1 ねこ子:福祉体験・奉仕体験ごっこやらない? しあわせ花子:?? 何それ ?? ねこ子:6月27日、私がしあわせの園におじゃましてウトウトしていた時、都田中学校の生徒さん10人ぐらいが来て、福祉体験・奉仕体験って言うのをしてたのよ。 しあわせ花子:しあわせの園って特別養護老人ホームの事よネ? ねこ子:そうよ。あの日は職員の鈴木さんが対応してたわ。20年ほど前から学校側の要望として、行われているんだって。都田中学校は年6回、他の中学校からも年1~2回訪問があるみたい。 しあわせ花子:へぇ!で、何してたの?床清掃2 ねこ子:へぇ!って。福祉体験・奉仕体験なんだから、お掃除とか窓ふきよ。それから、中学校からの申し出もあって、しあわせの園お年寄りたちと生徒さんたちが話をする時間もあったわね。ボールを使って簡単な体操を一緒にしてたわ。 しあわせ花子:ふうん。そう言う作業なら私もできるわネ。でも、一緒に話をするのはうまくできるかなぁ。 ねこ子:おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に暮らしてる生徒さんたちはうまくコミュニケーションが取れていたみたいだけど、お年寄りと接した事が無い生徒さんたちはとまどっていたみたい。鈴木さんは生徒さんたちに「元気良く挨拶をしてくださいってお願いしています」って言ってたわ。中にはこの体験を通して福祉施設の在り方に興味を持ってそれなりに理解を深めてくれている子もいるみたい。 しあわせ花子:生徒さんたちとお年寄りが交流することで施設が良く分かってもらえるってわけネ。 ねこ子:そうそう、それを期待してるのよ。 しあわせ花子:施設の人たちと話をしないと分からない事っていっぱい有るものね。職員さんたちも喜んでるわネ きっと。 ねこ子:だと思うわ。地域との繋がりが持てるし、喜びが得られるンじゃないかしら。利用者との会話 しあわせ花子:それは良いわね。私も奉仕体験に行ってみたくなっちゃったわネ。 ねこ子:中学生を受け入れる前に、施設の方で作業内容やお年寄りと接する時間の段取りをしているの。教育の一環として体験してもらう意味も有るわけだから、学校の方で目的やどんな事を考える場とするのかを生徒さんたちに事前に伝えてもらえると、とても助かるって鈴木さん言ってたわよ。 しあわせ花子:そうね。目的をはっきりさせれば、生徒さんたちも施設の人たちももっと有意義な時間になるわネ。 ねこ子:そこそこ、そこなのよ。なんか難しくなりそうだけど、まずはかしこまらないで福祉施設に興味の有る方は誰でも来て欲しいんですって。電話くれればちゃんと時間を作るし、とにかく地域の中の福祉施設って言う物をどんどん知ってもらって、気軽に寄って欲しいみたいよ。利用者との会話 しあわせ花子:なぁ~るほど!これからの活動にも乞うご期待!ってとこネ!