「ストレッチ体操」の意義

筋肉はちぢむ時に力を出します 筋肉は関節を曲げたり、力をためて曲げた状態を保ったりする能力があります。そうした筋肉には基本的に、「縮むことはできても、自ら意識的に伸ばすことはできない」という原則があります。さらに人間の身体は、内側へ内側へと曲がる傾向にあります。筋肉の柔軟さが失われれば、曲がるべきところが曲がらなくなるだけではありません。伸びるべきところが伸びなくなるし、伸びた状態を維持できなくなります。  「ストレッチ」とは「伸ばす」「引っ張る」という意味で、「ストレッチ体操」とは「筋肉の筋と腱をじわじわと伸ばし、伸ばしたら10秒から30秒間じっとそのままにしておく体操です。「ストレッチ体操」により筋肉が伸ばされると血管も引き伸ばされて内圧が高まり、静脈中の血液が心臓へ向かう流れを加速します。この静脈の還流促進は、筋肉の温度を上げて、運動をスムーズにします。またマッサージ効果と同じように血液中の疲労物質を取り除いてくれるのです。  以上のように「ストレッチ体操」は準備体操として怪我の予防に、整理体操として疲労の回復に効果を発揮します。
《効果的なストレッチ体操をするには》
  1. 反動をつけずに、ゆっくりと伸ばしましょう。
  2. 10秒~30秒を目安に伸ばしている筋肉を意識しましょう。
  3. 息を止めずに行ないましょう。(ゆっくり呼吸をしましょう)