夏場の健康管理『脱水』

暑い日が続き、なんだか元気がなく、食欲もない・・・。夏バテ?
高齢者でこんな症状のときは『脱水』を疑った方がいいかもしれません。
人間の身体の60%は水分です。このうち10%以上減ると脱水状態になります。 脱水になると最初は元気がない。食欲がない。尿量が減る。便秘、吐き気、さらに37℃前後の微熱が出るなど、さまざまな形で現れます。このまま放置しているとわけのわからないことを言ったり(幻覚)、話しかけてもすぐに眠ってしまう傾眠状態や意識障害を起こします。また血液の流れが悪くなることで脳梗塞を起こしたり、糖尿病が悪化することもあります。最悪死亡することもあり、毎年、何人もの高齢者が『脱水』で入院している怖い症状です。 特に高齢者は体内の筋肉量が減ると共に水分を蓄積する力が少なくなり、逆に尿量は増えます。加えて、喉の渇きを感じにくくもなるため結果的に補給と排泄のバランス維持が難しくなり、脱水のリスクが高くなっています。 『脱水』かも?と感じたら、水分補給。水にかぎらず、お茶、スポーツドリンク、牛乳など好みのものをおすすめします。飲み込みが難しい場合はゼリー状の飲み物も良いでしょう。

< 早期発見のポイント>

  1. 口唇皮膚の状態(脇の下がかわいている・全体にかさかさしている)
  2. の状態(唇が乾燥している・舌が乾燥、亀裂がある・唾液が粘調)
  3. 全身状態(元気がない・食欲がない)
  4. 便秘、下痢、嘔吐どれか一つでも当てはまる症状がある。
 脱水症状が進むと飲む気力もなくなります。そんなときは早めに医療機関に相談しましょう。